南山コル韓屋マウルで、韓国の冬至を体験!!

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韓国旅行では、ショッピング、グルメ、カフェ巡り等々を中心にプランを立てることが多いではないでしょうか。なかなかイベントに合わせて渡韓するのも難しいですが、季節の行事に参加してみるのも特別な経験になりますよ。

今回はいつもとは目線を変えて、韓国の伝統風物詩に触れてみましょう。早速ご紹介します!!

韓国伝統家屋・伝統文化を体験できるスポット

今回訪れたのは、明洞のお隣、地下鉄3・4号線忠武路(チュンムロ)駅近くにある「南山コル韓屋マウル」です。

南山コル韓屋マウル

80,000平方メートルの広い敷地は、大きく3つのエリアに分けられます。貴族や庶民等の韓国伝統家屋の韓屋があり、階級ごとの暮らしの違いを知ることができる「韓屋エリア」、池や人工の小川、伝統的な庭園が広がっている自然豊かな「公園エリア」、伝統音楽を鑑賞することができる施設「ソウル南山国楽堂」がある「国楽堂エリア」です。

貴族や庶民等の韓国伝統家屋の韓屋

貴族や庶民等の韓国伝統家屋の韓屋

定期的に行われるイベントだけでなく、旧正月や秋夕など韓国の名節にも行事が開催されるのですが、今回は12月21日の冬至に行われたイベントに参加しました。

冬至に行われたイベント

日本と違う韓国の冬至

日本でもなじみのある冬至。二十四節気の一つで、1年で最も昼が短く夜が長い1日のことです。日本では、かぼちゃを食べたり柚子湯に入ったりする習慣がありますよね。

韓国では小豆の色には厄除けの効果があるということから「小豆粥(パッチュッ)」を食べます。小豆粥には「セアルシム」と呼ばれるもち米の団子を歳の数入っていて、それを食べることで、1年間無事に過ごせるのだそうですよ。

韓国の小豆粥を食べてみよう!!

小豆粥(パッチュッ)

小豆粥は、冬至当日12、14時の2回無料で配られたのですが、頂くには1時間前から配布される整理券が必要でした。韓国の方だけでなく、外国の方も並んでおり、行列ができていましたよ。10分ぐらい並んで、私も整理券をもらいました。

小豆粥の整理券

小豆粥の配布までにはまだ時間があったので韓屋を見て回ったり、冬至関連のイベントを体験したりしました。

今回初めて知ったのが、厄除けの「蛇」と「虎と鷹」のお札。スタンプを押して簡単に作れることからたくさんの外国人が参加していたイベントブースです。私も作りました。

冬至関連のイベントを体験

冬至関連のイベントを体験

「虎と鷹」のお札は、火水風の害を防ぐことができ、「蛇」のお札は、字を逆さにして壁や柱に貼っておくと家の中に悪鬼が入ってこないそうです。その話を聞き、持ち帰って私も貼りました。

肝心の小豆粥ですが、日本のおしるこのような見た目なのですが中にお米が入っていました。

小豆粥

味は、全く甘くなく驚き!!韓国の小豆粥は日本のおしるこのように砂糖は入れないんだそうです。それはそれで、美味しかったのですが、新しい発見でした。小豆粥を食べましたし、来年も一年健康で過ごすことができるといいです。

「南山コル韓屋マウル」では、韓国の伝統文化が味わえるプログラムが冬至だけでなく、いろいろと開催されています。一度参加されてみてくださいね。

南山コル韓屋マウル情報

住所:ソウル特別市 中区 筆洞2街 84-1
(서울특별시 중구 필동2가 84-1)
電話番号:02-2261-0511、02-2264-4412
営業時間:(4月~10月)9:00~21:00、(11月~3月)9:00~20:00
休業日:火曜日 ※但し火曜日が祝日の場合は開園、翌日に休園
HP: https://www.hanokmaeul.or.kr/(韓国語)

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