幼い頃、養子に出され、アメリカで育ったソクフン。優秀な外科医となった彼は、大韓病院にスカウトされて祖国に帰ってきた。生まれ故郷を訪れたソクフンは偶然テレビ番組の撮影に来ていたソルファのせいで川に落ち、２人は最悪の出会いをする。ソクフンの恋人ミニは彼との結婚を望んでいたが、母親のグィジョンの反対が気がかり。そこで、人材派遣会社にソクフンのニセの両親を依頼して両家の食事会に臨む。トラブルが重なり、結局、両親役を引き受けたのは餃子屋を営むソルファの父と母だった。のちにグィジョンに嘘がすべてがバレてしまい、ミニはソクフンとの結婚を強行。ところが、教会での挙式直前、実父を名乗る男から連絡が入り協会を飛び出したソクフンは、グィジョンの車にはねられてしまう。病院で意識を取り戻したものの記憶喪失になったソクフンは、古い記憶だけが蘇り苦悩する。そんな彼の事情を知って優しく接するソルファの母チュジャは、記憶が戻らないソクフンを息子と呼び、自宅に連れ帰って家族として迎え入れる。