広告デザイン会社に勤めるジンガンは幼い頃に両親を亡くし、20歳離れた刑事の兄ジングクと暮らしている。ある日、ジンガンは友人の財閥令嬢スンアの陶芸展でビール醸造所のムヨンと出会い、彼の無礼な態度に憤慨する。一方、スンアは他の作家の陶芸品を彼女の作品として展示し、トークショーまで企画した婚約者ウサンを責める。ウサンは自分たちの会話を聞いていたムヨンに口止め料として小切手を渡すが、ムヨンはこれを破り捨て、トークショーを阻止するために偶然を装って陶芸品を割ってしまう。スンアはたちまちムヨンに惹かれていき、ウサンと結婚できないと告げてムヨンと交際を開始。しかしジンガンは他の女性とデートをするムヨンを見かけ、さらに自分にも積極的に好意を示す彼に戸惑う。片やジングクは、ムヨンを見るたびにどこかで会ったことがあるような奇妙な感覚に襲われていた。そんななか、女子大生殺人事件を捜査していたジングクは、いくつかのきっかけからムヨンを疑い始め......。