韓国で国内旅行をする人が増えてきた今の時期、特にSNS上で、春頃から話題を集めているスポットがあるんです!それが「紫の島」と呼ばれている場所・・・
名前の通り、島のあらゆる所が紫色で埋め尽くされていて、まさに写真を撮りたくなってしまうようなところなんです!!もちろん実際に存在する場所です!
今回は、その「紫の島」について詳しくご紹介していきたいと思います☆
紫の島はどこにある?
出典:Instagram
韓国の西の黄海にある島々からなる、「新安郡」(シナングン)というところに位置しています。
この島の一部である、紫に囲まれたバンウォル島とパクジ島は、1.4kmの橋で渡れる距離で、2つの島を合わせても人口はわずか120人程度だそうです。そんな地域に、週末になると何千人もの観光客が訪れるようになり、「紫の島」としてリニューアルしてから、観光地として有名になりました。
また新安郡には、韓国最大級の塩田や干潟があることや、「ユネスコ生物多様性保全地域」にも指定されていて、生態系が保存されている島としても有名です。
なぜ紫の島になったのか?
離島の島々がなぜ紫色に染まったのか・・・謎を解いていきましょう。
出典:Instagram
2015年から進められてきた島造成事業(復興事業)のためのプロジェクトがきっかけで、約40億ウォン(約36億円)をかけて5年間に渡って進められてきました。住みたい・観光客が行ってみたいと思う島にすることを目標に紫色の島が作られています。その結果、家の屋根や壁、橋、公衆電話、食堂など島内の様々な場所が紫色に塗られています。
なぜ紫色なのか・・・については公式な発表はされておらず、「かつて試験栽培していた、キキョウが紫色だった」というところに着目したと伝えられているそうです。
現在では、専門家と住民の積極的な協力もあり、特に写真スポットとしてSNSを中心に広まり観光地として有名になってきています!!
島の復興の一環として始まったことだったんですね!!若い方々や家族連れも多く訪れているようで、大成功ですね(^^)
建物までも、色を変えてしまうとは・・・本当に住民の皆さんの協力や理解があったからこそできたことだと思います☆
おすすめスポット3つ
最後に、「写真スポット」として大きく有名になった紫の島の、おすすめ撮影場所を3つご紹介していきたいと思います!
①#퍼플교(紫の橋)
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1つ目は一番人気の写真スポット、紫の橋です!!島と島を結んでいる橋で、実際に渡ることももちろん可能です。綺麗な海も眺めながら景色を満喫することもできます☆
②#라벤더정원 (ラベンダー庭園)
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2つ目は、紫色のラベンダーに囲まれながら撮影できるスポット、ラベンダー庭園です!!自然豊かな庭園で心も安らぐことができそうです(^^)
③#박지도 공중전화 (パクジ島 公衆電話)
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3つ目は、レトロで懐かしさを感じる公衆電話です!!日本でも少なくなりましたが、設置されている公衆電話もここでは紫色になっています。実際に電話が可能かは不明ですが・・・(^^)思わず撮りたくなってしまうような撮影スポットです。
まとめ
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韓国で人気スポットして注目されている紫の島・・・いかがでしたでしょうか。
島を一色に染めるという発想も驚きですが、復興のためにスタートして、住民の方をはじめとするたくさんの人の努力でできた島ということで、素敵な理由も知ることができました☆
ソウル中心部だけではなく、地方にもたくさんの観光できるところがあるので、また機会があればご紹介したいと思います(^^)
それでは、ご覧頂きありがとうございました!!
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