大学の演劇スターに

アン・ソクファンは大学時代に家族の反対あうが夢を捨てることができず演劇サークルに。「劇芸術演劇界」というところで活動し、普通の人が2時間練習するところを8時間練習したと本人が語るように、誰よりも熱心に活動に打ち込んだ。そのかいあって、大学の演劇界ではスターとして名をはせる。しかし大学3年の時に父親の事業が失敗。それがきっかけに家族がバラバラになり、アン・ソクファンも学業を中断して入隊。その後も昼間に働きながら夜間の大学に通うといった厳しい生活が続く。そして仕事をやめて演劇俳優として舞台に立ち始めるものの、非常に貧しい生活にしばらく苦しまされていた。

コメディーから時代劇まで

苦労を重ねた青年時代。それでも97年に出演した映画『ナンバー3』をきっかけに、俳優として満足な生活をしていけるようになったそうだ。舞台俳優としての実績が多いが、近年ではドラマで活躍中。コメディーから時代劇まで幅広いジャンルで存在感を発揮する名バイプレーヤーとして話題作に多く出演している。

遠距離恋愛の末結婚

アン・ソクファンの家族は妻と娘2人。結婚相手は8歳年下で、演劇俳優時代に遠距離恋愛をした英文専門の女子大生。