『華麗なる遺産』で知名度が上昇

高校在学中79年に劇団「76」の団員になり、80年にTBCの声優になる。映画の勉強のために渡米し、99年帰国。徐々にテレビ出演も増え、09年の『華麗なる遺産』で知名度が上昇。『検事プリンス』『私の期限は49日』など優しい父親役のほか、エリート役が多い。一方、『主君の太陽』での誠実な秘書役や、『マイダス』のグループ後継をねらう長男役もこなした。16年の『青い海の伝説』では主人公の父親役を演じた。

心配した高校の担任の勧めで劇団に

映画好きの祖母から俳優になれと言われ育ったという。裕福だったが家庭の財政が悪化したことが原因で、ふさぎ込むようになった。心配した高校の担任の勧めで劇団に入った。