“家庭の幸せ伝道師”として活躍しているジンスクは、かつて、夫テホとの間に生まれた娘を姑に奪われ、家から追い出された過去をもつ。しかし今は養女のヨンチェと幸せに暮らしていた。そのヨンチェは妊娠をきっかけに、ジンスクの反対を押し切ってアマチュアボクサーのヒョンテと結婚する。婿として同居を出始めたヒョンテが気に入らないジンスクだったが、次第に底抜けに明るいヒョンテのベースに巻き込まれていく。だが幸せは長くは続かなかった。ある日、ヨンチェは交通事故に遭い、男児を出産した直後に亡くなってしまう。一方、ジンスクの実の娘スギョンはアパレル会社KPグループ会長となったテホの下で明るく育っていたが、婚約者ジェヨンの思わぬ裏の顔を見てしまい、傷ついた心を抱えてミラノ留学へと旅立つ。それから4年。ジンスク家で息子と共に暮らすヒョンテはKPグループに就職。留学から戻ったスギョンも会長の娘であることを隠してKPに入社し、やがて2人は心を通わせていく……。