ハ・ジョンウ
名前
ハ・ジョンウ
ハングル
하 정우
生年月日
1979年3月11日
身長/体重
184cm, 75kg
学歴
中央大学演劇映画科
血液型
A型

『チェイサー』で大ブレイク

02年に映画『マドレーヌ』でデビューし、05年の『許されざる者』で注目を集め、08年の『チェイサー』で猟奇殺人犯を演じて大ブレイクした。その後も、11年の『依頼人』、12年の『ラブ・フィクション』などで高い演技力を見せつけた。

絵画が得意で個展も開く

ソウルで生まれる。父は俳優のキム・ヨンゴン。97年に母親が事業に失敗して借金を負い、両親は離婚している。デビュー後、7年かけて借金を返済。水泳や剣道、ピアノなど多趣味で知られるが、中でも絵画が得意で個展も開く。

ハ・ジョンウの主な出演作品

ハ・ジョンウ

出演作レビュー

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『チェイサー』(08) ヨンミン役

韓国の歴史に残る驚愕事件を引き起こした連続殺人犯のユ・ヨンチョルをヨンミンという役で演じています。女の子だけを次々と監禁・殺害していくサイコパスです。

普段はとてもジョークが好きで明るい俳優ですが、この作品の中ではサイコパスの殺人鬼をとてもリアルに演じていました。一言も喋らなくても、表情や目の動きだけで、サイコパスだと分かるくらい完璧に役を作り込んでいました。この作品で初めてハ・ジョンウを知りましたが、それ以降、彼がバラエティー等に出演している姿を見ても、どう頑張ってもサイコパスのイメージが残ってしまい、まともに見ることが出来ませんでした。それくらい完璧に役に成りきった迫真の演技でした。

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『テロ、ライブ』(08) ユン・ヨンファ役

テレビ業界で問題を起こしたとして左遷され、ラジオ局で働いている元国民的アナウンサーです。プライドが傷つき、仕事に対してやる気を失っています。

この役柄はハ・ジョンウしか出来ないと思いました。この映画の画面に出てくる人物はほぼ彼しかいないんです。テロ犯とのやりとりを描いた作品ですが、テロ犯は音声のみの出演なので、画面にはラジオで犯人と話しているハ・ジョンウだけが永遠と写し出されているという映画です。ハ・ジョンウは、同じ部屋での撮影が続くのでとても大変な撮影であったと明かしています。普通なら退屈で飽きてしまうようなカットですが、彼が演技すると画面から目が話せなくなるほどの緊張感が伝わってきます。口調や表情、それから悪口に込める感情まで全てがとてもリアルで、見応えがある演技でした。

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