キム・ゴウン
名前
キム・ゴウン
ハングル
김고은
生年月日
1991年 7月 2日
身長/体重
167Cm
学歴
韓国芸術総合学校演劇院
血液型
O型

「恐ろしい新人」「東洋的な美女」

芸術総合学校在学中に映画『ウンギョ 青い蜜』のオーディションに合格。公開前の予告編で、「誰?」という声が相次ぎ、各ポータルサイトの検索ワードで上位を占めることとなった。衝撃的な少女ウンギョを演じ、デビュー作にて大鐘賞映画祭新人女優賞を獲得した。老詩人役で共演した俳優パク・ヘイルもその演技を絶賛。映画公開とともに「恐ろしい新人」「東洋的な美女」など一気に注目が集まり、期待の女優として認知度が急上昇した。16年ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』では主人公の女子大生ソル役に抜擢。『トッケビ』では、主人公のシンの相手役として、透明感と詩情ある演技を見せている。

幼少から10年間を中国で過ごす

ソウル出身。両親と1歳上の兄の家に生まれた。父親の仕事で幼少から10年間を中国で過ごす。映画好きの父の影響で、映画制作や脚本に興味を持ち始めた。16年8月に17歳上の俳優であるシン・ハギュンとの恋人関係を認め、同じ事務所に移籍。しかし、翌17年2月に2人の破局が報じられ、事務所も認めている。

キム・ゴウンの主な出演作品

キム・ゴウン

出演作レビュー

mikako
『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』(16) ホン・ソル役

バイトと成績優秀者がもらえる奨学金で授業料をまかなう真面目な大学生です。こつこつと努力して成功を掴んでいるタイプです。他人の頼みをなかなか断れないお人好しでもあります。ミステリアスなユ・ジョン先輩とチャラくてガサツなペク・イノの間で揺れます。

私はこの作品を原作漫画のほうで知っていたので、(漫画とイメージが違うなぁ、もっと可愛くて利発そうな女優さん使えばいいのに)と思っていました。しかし、演技を見てすっかりファンになってしまいました。不思議なことに、キム・ゴウンさんは見れば見るほど可愛く思える女優さんです。ホン・ソルの明るい色のパーマヘア、シンプルでおしゃれな服装が大変似合っていました。また、課題を一生懸命こなす姿は漫画では表しきれない臨場感がありました。私事ですが、このドラマを見てもっと真面目に大学生をやろうと思いました。

syn92
『トッケビ』(16) ジ・ウンタク役

幼いころに母親を亡くし、その時から自分には幽霊が見えることを意識するようになる。トケッビの嫁として定められた運命の中で、高校生らしくも反抗して、自分の気持ちを素直に表現していくまっすぐな性格の持ち主。

「チーズ・イン・ザ・トラップ」で初めて彼女の演技を見て、とても魅力的な人だなと思っていました。絶世の美女というわけではないけど、愛らしい笑顔、話し方、行動すべてが私の中での好感度をぐいぐい上げていきました。正直、「トッケビ」では年齢のこともあり高校生役を演じられるのかなと思っていましたが、予想とは裏腹に、高校生の無邪気さを完全に演じきっていて、びっくりしました。こんな女の子になりたいと思わせるような好感度の塊だと思います。

ganbuganso
『コインロッカーの女』(15) イリョン役

コインロッカーに捨てられ、チャイナタウンを牛耳る「お母さん」に拾われ育てられ、稼業を手助けし借金取りの仕事をしています。

言葉遣いも悪くて女っ気もない女の子で、麻雀に講じる男達を灰皿でボコボコにしたりする怖いシーンもあれば、借金取りの最中に出会った男の子との別れの場面での絶望感をまとった号泣シーンなど、全く毛色の違うシーンを1つの役柄の中で見事に演じていたと思います。後半の「お母さん」とのシーンも、一見残酷なシーンではあるのですが、キム・ゴウンさんの悲しさを存分にまとった演技から目が離せませんでした。この女優さんの演技をもっと見たいと思ってしまいました。

キム・ゴウン|出演作品の演技レビュー&プロフィール情報 | 韓国-JIRO-に関わる出来事&エピソード

デビュー作がとにかく衝撃的な濡れ場

新人女優のキム・ゴウンがデビューすることとなった作品が、映画「ウンギョ」。主演に抜擢された彼女は、この作品で一気に知名度を上げることとなる。話題となったのが、ヌードになり演じた激しい濡れ場。この作品で、「あの新人女優は誰なのか」と話題となり、インターネットの検索ワードでも上位を記録した。キム・ゴウンが老いた詩人とその弟子との関係を表現した。

自分の「目」がコンプレックスだった

一重の鋭い目が特徴的。学生の時は、自分の目がコンプレックスで、毎日ノリをつかい二重瞼を作っていたそうだ。しかし女優として活躍する今、彼女の目も含めてビジュアルを肯定的に評価してくれる声を多く聞くようになり、今ではビジュアルへのコンプレックスはなくなったという。整形もしようとも思わず、また、注射や針が怖いのでこの先もしないだろうと語っている。

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