1日だけソウルに遊びに行ったその日にスカウト

94年生まれの若手女優キム・ソナは、12年にドラマデビューを果たすと、15年のドラマ「プロデューサー」では重要な役柄を演じ、顔が知れるところとなった。デビューのきっかけは、1日だけソウルに遊びに行ったその日に、芸能事務所からスカウトを受けたことだ。女優としてデビューするまで、キム・ソナの中では迷いがあったと言う。ガールズグループとして歌とダンスのレッスンもおこなっていた。しかしキム・ソナにとって歌とダンスは「好きなこと」で、プロとしてその道を極めたいと考えたのはその好きな歌とダンスではなく、「演技」だった。芸能界でどのように活躍したいのか紆余曲折悩んだ時期を越えて、今は演技者となることに強い覚悟と決心を持っている。

巨済島という地方の島出身

名前は両親がつけてくれた本名。同名の有名な先輩女優がいるが、「尊敬している」と話している。まキム・ソナは巨済島(コジェド)という地方の島出身の女性である。巨済島(コジェド)といえば自然豊かで、韓国の避暑地として愛されている。一方で地方特有の韓国語の方言には苦労しており、演技の途中で指導されることも多いが、逆に「応答せよ1997」ではその方言が理由でキャスティングされたりもした。