6月1日、8日2週連続放送の『孤独のグルメ』韓国出張編。すでに5月に行われたロケをきっかけに、ロケ地の焼肉店がソウルで話題沸騰中。放送後はもっと行列が予想される炭火カルビ屋さん【チョンジョムスップルカルビ】をご紹介します!
ドラマ 『孤独のグルメ』とは?
テレビ東京の深夜ドラマ、ドラマ24『孤独のグルメ Season7』の韓国出張編がいよいよ放送となりました。6月1日に全州(チョンジュ)編、8日がソウル編となっています。
このドラマは、輸入雑貨商を営む松重豊さん演じる主人公井之頭五郎(いのがしらごろう)が、仕事で訪れる様々な街で立ち寄った店で食事をするというグルメドラマ。原作の漫画はなんと9ヶ国語にも翻訳されているほど、世界でも人気の日本の漫画作品です。
日本国内では、このドラマで紹介された飲食店を巡る“巡礼”がブームになっているとか。なんとソウルでも、今回の韓国編のロケの噂を聞きつけた人々が放送前からロケ地の焼肉店に押し寄せるといった状況が起きていました!
ガイドブックには載っていない!龍山(ヨンサン)区の焼肉店
話題のお店の名前は【종점숯불갈비(チョンジョムスップルカルビ)】、日本語に訳すと「終点炭火カルビ」。ユニークな名前ですね。お店はハングルで書かれた赤い看板が目印です!
▲ロケの翌日、日曜のお昼に訪れた時の様子。3組ほど待っていました。
店内はこじんまりとした様子で、お座敷テーブルが4卓、テーブル席が2卓。ここに話題を聞きつけた人が押し寄せたら、行列になるのも納得です。
▲店内の様子
お店のおすすめメニューはこの2つ!
店員さんに聞いたおすすめはこの2つ。
まず、あぶらののった薄切りのあばら肉の차돌박이(チャドルバギ)。
▲チャドルバギ ₩18,000
そして、つけだれで味付けして出される肉厚の骨付き豚カルビの돼지갈비(デジカルビ)。
▲デジカルビ 一人前 ₩13,000
メニューはハングル表記しかないのですが、読めない場合もご安心を。お店の外に写真付きのメニューが貼られているので見てみてください!
感想は・・・?
炭火の上にセットされた鉄板からはみ出そうなくらいのデジカルビ。
その横にチャドルバギを並べて焼いていきます。
副菜にはお代わり自由のサンチュやエゴマの葉っぱの野菜類、そしてキムチやサラダなど3皿が出されました。
たれは2種類、左が定番のごま油と塩、右が甘酸っぱいたれ。
4人がけのテーブル席に案内されたのですが、テーブルの上はお皿でいっぱいに…!
歯ごたえのあるがっつり焼肉のデジカルビは意外とあっさりしたお味です。
一方で、炭火であぶらが程よく落とされていて食べやすい薄切り肉のチャドルバギは、たれとの相性も良く、野菜に巻いたり、そのまま食べたり、お箸がなかなか止まりませんでした!
追加オーダーしたテンジャンチゲ(味噌チゲ)は、半透明ながらもダシがしっかり効いていて、程よくピリ辛の味が個人的にも好みのお味!ちょっとスープも飲みたいなという方にオススメです。
▲テンジャンチゲ ₩7,000
観光客が行かないエリア。気になるアクセスは?
ソウルへは40回以上渡航していますが、ヨンサン区ボグァンドンというこのエリアを訪れるのは初めてでした。そもそも『孤独のグルメ』は有名店というよりはまだあまり知られていないお店が取り上げられるため、正直日本人観光客は全く見かけず…。
電車でのアクセスはちょっと大変かな、といった印象です。最寄駅は京義・中央線 漢南(ハンナム)駅ですが、徒歩では駅から15分ほど歩くため、今回私はタクシー利用で訪れました。
日中に訪れたので、帰りも流しのタクシーを捕まえることができましたが、心配な方はタクシー配車アプリKakao Taxi(カカオタクシー)のアプリを入れておくといいかもしれません!
まとめ
ソウル市内に山ほどある焼肉店ですが、ガイドブックには載っていないローカル感のあるお店に行ってみたいなと思った方にはおすすめのお店です。
番組放送後はより混雑が予想されますが、、話題のお店を是非訪問してみてください!
Shop Information
- 店名
- 종점숯불갈비/チョンジョムスップルカルビ
- 住所
- 서울 용산구 장문로 112
- 電話番号
- +86- 2-749-6887
- 営業時間
- 11:00~23:00