名優アン・ソンギと人気を二分するトップスター

高校時代の先生に勧められ、中央大学演劇映画学科に進学し、俳優の道を歩み始める。70年劇団「広場」入団。77年に映画『門』でデビューする。同年KBS特別採用タレントに。『ごめん、愛してる』『烏鵲橋の兄弟たち』など、ドラマで活躍し、特に80年代の彼の人気は非常に高かった。多くの人気作に主演として出演し、名優アン・ソンギと人気を二分しているとも言われるトップスターだった。メロドラマを得意とし、どこか‟可哀想”で放っておけない男性の役がハマるキャラクター。韓国版『失楽園』出演時には日本でも多くのメディアで取り上げられ認知された。現在はバラエティや音楽の解説など、活動は多岐にわたる。

妻ソヌ・ウンスクとは、2007年に離婚

大田市生まれ、ソウル育ち。9歳下で、韓国の芸能界を代表するオシドリ夫婦として知られた妻ソヌ・ウンスクとは、2007年に離婚。08年には大腿骨頭虚血性壊死症のため手術を受けた。長男イ・サンウォンも俳優の道へ進んでいる。