パク・シフのプロフィール
名前
パク・シフ
ハングル
박 시후
生年月日
1978年4月3日
身長/体重
182cm, 70kg
学歴
漢陽大学校演劇映画科
血液型
B型

アジアにも人気が拡大

96年、舞台で俳優デビューし、兵役を経て、05年の『快傑春香』でドラマデビューを果たす。07年の『完璧な恋人に出会う方法』でSBS演技大賞新人演技賞を受賞し、演技を認められる。その後、『君はどの星から来たの』『イルジメ』『家門の栄光』などで注目を集め、多くの女性ファンを獲得していった。10年の『検事プリンセス』『逆転の女王』でアジアにも人気が拡大。11年の『王女の男』でKBS演技大賞最優秀演技賞を受賞するが、女性関係の告訴騒ぎで一時活動を停止していた。14年に中国映画で活動を再開し、16年の『名もなき英雄』で3年ぶりに韓国ドラマ復帰した。17年は『黄金色の私の人生』で冷徹な中にも温かさがある財閥3世を演じた。

スポーツジムのトレーナーなどをしながら

忠清南道扶余郡で父、母、1歳年下の弟の4人家族に生まれた。実家は3代続く地主で、父親は往年の人気CMモデル、弟は現代ユニコーンズ所属の元プロ野球選手だという。大学で演劇サークルに入ったことを機に、俳優志望になった。97年に大学を休学して上京し、スポーツジムのトレーナーなどをしながら劇団で活動した。

パク・シフの主な出演作品

イルジメ[一枝梅]』『黄金の私の人生』『王女の男』『ラブリー・ホラブリー

パク・シフ

出演作レビュー

Siki64
『王女の男』(11) キム・スンユ役

父親の政敵である"首陽大君"に家を没落させられ、そしてその娘であるセリョンを愛してしまうという役どころです。

セリョンとの出会いや惹かれあう過程が描かれた前半では"お茶目でイタズラ心のある青年"として、爽やかな演技を見せてくれました。中盤になって、家を没落させられ父親を殺されてしまってからは、"復讐に心を燃やす"闇落ちした青年を熱演しています。苦しみがパク・シフさんの全身からあふれ出ていて、見ていて胸が痛かったです。復讐相手の娘が、自分の愛するセリョンだと知った時の、憎しみと苦しみの混じりあったあの表情が忘れられません。"スンユ煩い"という言葉が生まれるのも納得の、心に訴えかけてくる演技でした。

Siki64
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』(12) チャ・スンジョ役

ブランド会社の会長として仕事面では成功をおさめている一方で、恋愛面でトラウマを抱えてしまった御曹司という役どころです。

今回のパク・シフさんの演技は"変人"として振り切っていました。数ある彼の主演ドラマの中でも、一番と言えるほどの振り切り具合です。喜怒哀楽の表現や、ひとつひとつの言動がとにかくコミカルなんですよね。そんな彼の突き抜けた演技が、ドラマを楽しめる大きな要因になっていることは間違いありません。そして普段が変人でコミカルである分、ラブシーンでの真剣さには呼吸が止まりそうになりました。コミカルな演技と、ラブシンーンの破壊力、どちらも存分に味わえるのでファンの方は必見です!

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